流鏑馬(やぶさめ)

すっかり寒くなりました。皆さん風邪を引かない様に気をつけましょう!
ひさしぶりの登場!! 鈴木(ま)です。

今回は、近所の神社で流鏑馬祭を行ったのでご報告します。
場所は、日立市大久保町にある大久保鹿島神社です。
ちなみに日立市内に鹿島神社は、8社あります。

流鏑馬とは、もともと疾走する馬上から的に矢を射る日本の伝統的な騎射の技術、稽古、儀式のことを言います。

現在、規模は小さくなりましたが、400年前から途絶えることなくこの神社で引き継がれてます。
由来は、佐竹義重(1547~1612)が家臣の武威を示すために奉納した神事が流鏑馬神事の始まりと言われています。
(県内でも数ケ所の神社でしか行っていないと聞いております)

宮司、氏子、馬主、馬丁、射手など約40人で神社を出発して河原子海岸へ行き、
身を清める儀式:潮垢離(しおごり)を行います。


それから、常陸多賀駅近くにある下孫鹿島神社へ寄り、お祓いを受けて大久保鹿島神社へ戻ってきます。

戻ってくると神社前の一般道を交通止めにして、射手が疾走する馬上から的に矢を射る行事が始まります。
3箇所の的を射手が各3回づつ射るやりかたです。矢が的に当たると的の板が割れる音が響き、
見ている人からの拍手喝采がわきます。矢は魔除けのお守りとなるので競って矢を拾います。

最近は、安全などを考慮して参道にて行事をとり行います。(ちょっと寂しかったですが・・・)

今回、この祭りのスタッフとして参加したのですが、伝統ある文化を守っていく大変さを感じました。
毎年、10月29日に行いますので、よかったら見学に来て下さい。