ティ・エス・ネットワークスの綿引です。
今回は、小生のいつもの散歩コース近くにある、
久慈川サイクリングコース脇の(常陸太田市側;河川敷)
シラサギ類の集団繁殖地を少し紹介したいと思います。
参考文献にて調べたところ、以前(30年ほど昔)は
那珂市の杉林に数百羽のサギ類による集団繁殖地(以下:コロニー)が
形成されたが、それはまもなく消滅したとのことです。
同時期に,水戸市笠原町の現茨城県庁庁舎に隣接した林にも
サギ類のコロニーが形成されました。
しかし、地区住民からの追い払いにより、
このコロニーも数年で消滅したらしいです。
その後、今回紹介する久慈川河川敷のコロニーに
最終的に住み着いたとのことです。
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サギは多くの種類がいますが、一般的に白く、
首と足が長いサギを総称して「白鷺(シラサギ)」と呼びます。
日本で生息する白鷺はダイサギ、チュウサギ、コサギ、(時にはアマサギ)を指します。
いずれもサイズが異なるだけで姿はほぼ同じです。
首とくちばし、足が長く、身体が真っ白です(アマサギは頭と首が薄い茶色)。
大変美しい姿で、古来より美術、芸術品のモチーフとして盛んに用いられています。
性格は臆病ながらも貪欲で積極的なので、養殖家泣かせの鳥でもあります
下記の写真は、那珂市本米崎側の
久慈川サイクリングコース側から(海から7.5km)見た風景ですが
常磐自動車道が近くに見えます。この場所から、川を挟んだ対面の
河川敷(常陸太田市側)にコロニーを見ることができます。
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コロニーは砂礫を介して久慈川本流に接し,
北側は河川敷に作られた畑地と接し,堤防の外側には集落があり
最も近い民家とは 300m以上離れていて高さ 5mを越えるササ薮となっており、
また西側の河川敷には高さ約10mの雑木林が 300mほど続いている。
また、近くには広大な田園地帯があり、よって住処としては絶好の場所といえます。
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コロニーの形成はアマサギが南の国からわたってくる5月頃、
巣をつくることからはじまり、8月末まで産卵と育児を行い、
8月末頃にはコロニーは解散し、アマサギやコサギの多くは
南の国にもどっていきます。他のサギは茨城県をはじめ国内を移動します。
このコロニーで個体数が最大に達する期間はおおむね繁殖をはじめる
7月下旬から 8月上旬であり、8月中旬を過ぎると個体数が減少しはじめ
9月に入るとコロニーは消滅していきます。
毎年、変動しますが 2000~3000羽で観察されているとのことです。
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休日になりますと、カメラを持った方が常時、数人は見かけます。
是非、興味のある方は見に来てくださいね。