FiiO M11

趣味のギターで色々な機材を集めている私ですが、音楽を聴く方もこだわっています。 そこで昨年購入したデジタルオーディオプレーヤー(DAP)の紹介をします。

私が購入したDAPは、FiiOのM11という端末です。

2019年6月21日発売で、発売と同時に購入しました。 購入の決め手は、「容量が多いこと」「音質が良いこと」「Spotifyが再生できること」の3つです。

まず、「容量が多いこと」についですが、 私はCDから曲を取り込む際に、通常使われるmp3ではなく、flacという拡張子で取り込んでいます。

mp3は人間が聞き取れない音域のデータを削って容量を10分の1程度まで減らしていますが、人間が聞き取れない部分といっても多少音圧が薄くなってしまいます。

しかし

flacは容量は2分の1程度までしか減りませんが、曲を再生する際に元の圧縮する前の音質に戻してから再生するため、音質の劣化がありません。 flacはFree Lossless Audio Codecの略で、「ロスレス=劣化がない」というすばらしいコーデックです。

おすすめなコーデックですが、容量が2分の1程度しか減らないため、以前使っていた128GBのDAPがすぐいっぱいになってしまいました。

今回購入したFiiO M11は内部ストレージは32GBですが、microSDカードスロットを2つ実装しており、それぞれ最大2TB×2スロットで最大約4TBの容量を持たせることができます。 これだけ容量があれば一生困らないですね。

次に「音質が良いこと」についてですが、単純に音質が良いというのもありますが、この端末にはなんとイヤホンジャックが3つもついています。

ひとつはスマホ等にもついている通常のイヤホンジャックですが、残りの2つは2.5mmと4.4mmのバランス接続出力端子になっています。

通常のイヤホンジャックは、簡単に説明すると、左用・右用・共有の3本線で音を伝達していますが、共有の部分で信号がぶつかってしまい、若干ステレオ感が薄れてしまいますが、バランス接続は左右それぞれ独立して信号を送るため、ステレオ感が増して音圧が良いと言われています(個人差あり)。

ただし、このバランス接続の端子の大きさはメーカーによって分かれており、2.5mmと使うメーカーもいれば4.4mmを使うメーカーもいます。このFiiO M11はその両方に対応するため合計3つのイヤホンジャックがついています。

バランス接続対応のイヤホンは多少高いので私はまだ試したことがありませんが、そのうち試してみたいです。

最後に「Spotifyが再生できること」についてですが、 まず、SpotifyというのはApple MusicやLINE Musicなどのサブスクリプションサービス(定額聴き放題サービス)のひとつで、月額980円で邦楽洋楽のかなりの曲が配信されています。

Spotifyの良いところは、再生やお気に入り登録した曲からAIが好みの曲や似ている曲・アーティストを選んで自動でプレイリストを作成してくれる機能があることです。

この自動で作成されたプレイリストから新しく知ったアーティストや曲がたくさんあり、今後も使っていきたいと思いAndroidが入っているFiiO M11を購入しました。

(最近はBiSHばかり聴いています。アユニ・D推しです)

Androidが入っているためネットが使え、YouTubeなども良い音質で再生することができます。

最近M11の上位モデルのM11Proも発売されたので、DAP購入を検討している方はぜひ候補に挙げてみてください。

ちょっと高いですけどね。。。