こんばんは。飽きっぽい性格で毎年趣味が変わっている浦部です。
今年は年明けから城跡巡りに興味があります。
どちらかと言うと、小田原城や姫路城のように有名なところではなくて、堀の跡や土塁の跡などしか残っていないような城跡が好きです。
今年は、小机城(神奈川県)、唐沢山城(栃木県)、箕輪城(群馬県)などに行っています。
今回は常陸国の小田城跡(茨城県)に行ってきました。小田城は鎌倉時代に築かれた城で小田氏の居城でした。
国の史跡となっていて、つくば市が整備をしています。

この小田城、戦国時代は小田氏の居城だったのですが、15代の小田氏治のときに9回落城しています。 その都度奪い返している小田氏治はこのところ人気があり、常陸の不死鳥と呼ばれています。 (最後の最後は取り返せませんでしたが)
廃城前には三重の堀があったようですが、整備されている部分は一番内側にあった堀に囲まれた部分です。

前の週に行った埼玉県の忍城と千葉県の関宿城は建物や遺構(の復元)はかなり整備されていていわゆる初心者向きなのですが、小田城は土塁や馬出くらいしか残っておらず多くの人には全く響かないかもしれません。
小田城は近くに「小田城跡歴史ひろば」というところがあり、館内では小田城と小田氏の結構詳しい展示がされています。
城郭についても館内の模型で見るとわかりやすいです。

地図で見ると城跡を避けるように道があります。(正方形になっているところが整備されている城跡です)

城跡の整備が行われる前は畑になっていました。
1980年代は斜めに貫くように鉄道も通っていました。線路があったところはサイクリングロードとして整備されています。
次に行くときは土浦駅から小田城まで線路の跡地をたどって自転車で行くのも面白いかなと思います。